今日はバイトでした。
今週・先週と、
面接官をさせてもらってます。
その人のどういった振る舞いからどういう印象を受けるのか、
という事について自分なりに考えながら仕事しています。


メラビアンの法則というのがあります。
これは、
人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合である
という話で、コミュニケーション術やマナー講座なんかでは頻出の題材です。
いま通っている英語のセミナーでもやはり引用されていました。


就職活動の際にもたぶん聞いた話ですし、
営業の研修なんかでも出てきていたと思います。


が、
ぼくはこのメラビアンの法則というのをまったく信用してきませんでした。
話の内容が印象のたった7%なんていうのは、ぼくが生きている実感としてまったくの誤りだと思っています。
そもそもこのメラビアンという心理学者が行った実験の具体的な内容さえ知っていれば、こような言説がエセ科学の一種であるということは明確に言い切れる話だと思います。

口調や外見が他人に対してかなり大きな印象を与えるという点は間違いないと思いますが、
そういう外面を矯正すればそれだけで印象が大幅に改善するかのような言説は嘘っぱちとしか思えません。
(追記・いま、wikipediaで調べたらやはりその通りでした……改めてやっぱ便利だなwikipedia


じゃあ、何が正解なんだよと聞かれると、上手く答えられないのですが……
ただ、定量化して語る事の難しい問題でありますし、当然に「○○の法則」のような単純な説明はそぐわない。