独歩安の日本株、日経リンク債に絡む思惑くすぶる

株式市場は先物主導で軟調な動きを続けているが、その要因として日経リンク債のノックインに絡む思惑がまたぞろ浮上している。私募も含めたリンク債の実態には不透明な部分も多く、市場のかく乱要因になっているとの見方が出ている。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-29724620080111


上掲、過不足の無い解説記事でなかなか良いと思います。
投資家が一番損をするときに、業者の利益が最大化するという商品(もしかすると一様にそうでもないのかもしれませんが)。
販売側としてもやたら手数料収入の大きい商品だったと記憶しています。
(いろんな意味合いで)今更騒ぐのもどうかなと思いますが、リテールの現場ではそうもいかないかもです。
私が居た会社では、信用で株取引をガンガンやっているような顧客を対象に販売していました。商品性の観点からもですが、最低ロットが1000万円だったのでそれなりに資力のある顧客じゃないとなかなか。先輩方が苦心して営業していたのを記憶しています。銀行ではどうなのか存じ上げませんがこの記事の通りならちょっと大変かもです。