サッポロの件

米系投資ファンドスティール・パートナーズ・ジャパンから買収提案を受けているサッポロホールディングスの特別委員会は4日、提案は「サッポロの企業価値を毀損し、株主の共同の利益を著しく害するおそれは大きい」との意見書をまとめ、サッポロ経営陣に勧告した。
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 スティールが敵対的TOB(株式公開買い付け)を行った場合でも、サッポロが買収防衛策を発動できる正当性を認める内容で、スティール側に厳しい判断となった。

 サッポロは3月5日までに買収提案への賛否を表明し、防衛策を実際に発動するかどうかを決める。

 特別委は意見書で、スティールは買収後の経営方針や新たな経営陣、買収資金の回収方法など「企業価値を左右する重要な情報を提供していない」と指摘。ファンドは出資者に利益を還元しなければならず、投資実績が上がらなければ、サッポロの保有する優良不動産を売却する可能性があるとの懸念も示した。

 一方、特別委は、スティールが転売目的で買収を仕掛ける「乱用的買収者」に該当するかどうかの判断は示さなかった。「乱用的買収者」の認定は、買収防衛策の発動の是非を判断する要件にはならないとの見解を取った。

 サッポロは今年1月8日、経営陣が保身のために買収提案を拒むことを防ぐため、元判事ら外部有識者3人の特別委に提案の評価を諮問していた。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080204-OYT1T00556.htm


そういえばこちらの件に動きがありました。
細かい中身が見えないので今回の判断の妥当性についてはよくわかんないですが。
記事にもあるように、乱用的買収者に該当するかどうかって事を考えるのって、今回の件にあんま関係ないですよね。