監査論について思ったこと


今日は勉強法含めて講師に相談に乗って頂いた。
私は、監査論については短答式のようなベッタリ○×をつける問題は得意なのだけれど、
企業法等と違い、重要度の濃淡をどのようにつけて勉強していくべきなのか掴めないでいた。


結論からいうと、
1重要部分(監査基準と背景、品質管理、倫理規則)はべったり押さえるべし
2その他報告書はその趣旨と重要用語の暗記とそれらの監査全体の構造の中での位置づけを自分の言葉で説明できるようになる
3付録は配布されないのでこれも押さえる(しかし、基本をしっかり理解した上での上積みと考えるべき)
4報告書の何処に何が書いてあるのかはぼんやり把握しておいた方が当然良い(でも、ぼんやりで大丈夫)
5報告書に書いてない論点(総論など)はテキストで(当たり前)


といったところ。
ただし、以上は講師による直接のアドバイスではなく、自分なりの結論です。
自分なりに濃淡を付けていく作業そのものが、濃淡の理解に繋がるという感じであるようです。ヤマはあるけれど、企業法的なヤマのはり方とはニュアンス違いますね。


あと、答練で高点数の人間はすべてテキストをべったり暗記しているような人。答練で点数低い人でも本試験では多分点数がもらえる。大原の採点は必ずしも適切ではない(むしろ悪いと思う)、との事。
本試験監査論の模範解答は、予備校間でも意見が分かれる事が多い。つまり、正答が幾通りか想定されるような問題はざらなので、むしろ「的を外さない」「空白を作らない」ことの方が重要。


多少、方向性が見えてきて有意義だった。
直対答練は、第一問はあまり埋められなかったが、第二問はたぶん満点級の出来。