三井住友銀行は2009年春の採用計画を固めた。正社員の採用者数は08年春の採用見込みに比べて44%増の2400人に増やす。派遣社員での補充に頼らなくても人材を確保できるようにすることなどが狙いで、採用増加分の大半は女性行員になりそうだ。投資信託や保険商品の窓口販売の拡大を見据え、優秀な新卒女性の確保に力を入れる。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080107NTE2INK0105012008.html

まだ増やすのかぁ。
業務範囲の広がりに伴って、人手が必要なのはわかりますが。
それに対応するだけの利益を出せるのでしょうか。リテール向け金融商品の利益率なんてたかだか知れています。今は、いけいけどんどんで「預金から投資へ」なんて流れにのってボロいセールスをしているのでしょうが、その動きがある程度頭打ちになったときにどういう事になるのか。あまりその辺の話を聞いたことがない。


金融機関のあくどさを知った消費者はきっと今より賢くなっているだろうし、当然その過程の中で今よりもさらにネット取引や海外ブローカーはシェアを広げているだろうし、そうなったときにこんなにも大量に雇用した行員を抱え切れるのかが疑問。
行員の質を確保(維持、ではない)できるのかも疑問。
何年か後には、銀行の(一般消費者からみた)社会的なステータスや信頼性は今より下がっているんじゃないかと思ったりする。
ヨタ話ですが。